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カンポウに学ぶ [自己研鑽]

漢方ではなく、官報に学ぶである。

仕事柄官報に目を通される方は何を今更であろうが、最近、官報で社会勉強をしている。
きっかけは、一昨年の11月に遡る。弁理士試験の合格者の氏名が官報に載ると言う事で記念に販売所まで買いに行った。そのとき、恐らく初めて官報というものを手に取った。なぜ、恐らくかと言う大きな図書館で閉じられた官報の背表紙を見た事があるが、中を見た記憶はないからである。

その後、官報は見ていなかったが、国家公務員の異動、辞職も出ると言う事で、昨年末ぐらいから見始めた。国家公務員の人事はある階級以上の人しか出ないようだが、会社の人発と同じで知らない人が出ていても興味深い。ポストの名前を見ても良くは分からないが、こんなポストからあんなポストに移るものなのだと、変な関心をしながら見ている。
弁理士として将来働く私としては、特許庁の方々に興味がある。辞職された方の名前をチェックし、弁理士登録されたかを弁理士会のページでチェックし、その後、弁理士ナビでどこの事務所に行かれたかまで、チェックしてたりする。暇人と言うか、しつこいというか、興味本位というかである。

官報はホントに国に関する事は色々出ているのだと思う。本当に勉強になる。
新年、皇居で歌会始があるが、そのお題まで官報に発表され、歌会始の語は、皇族や一般の詠み手が詠んだ歌も官報に掲載されていた。

「行旅死亡人」という言葉も初めて知った。いわゆる行き倒れた人のことである。
どこでどのように発見されたか、死亡推定日時はいつか、火葬され遺骨はどこどこのお寺に保管されている旨のお知らせが出る。

管財人の公告も出ている。破産した人の財産や亡くなった方の遺産を管理する管財人である。

法人は合併や解散、決算などが掲載される。

官庁の入札、落札情報も掲載される。

在日外国人が帰化申請して許可された場合には、住所、氏名、生年月日が掲載されている。氏名は日本国籍としての名ではなく、取得前の氏名のようである。漢字名を多く見掛けるので、中国系、韓国・朝鮮系の人が多いのだろうか。生年月日を見ると高齢の人もいて、高齢にならないと国籍を取得できないのか、それともある程度の年齢にならないと祖国を捨て日本国籍を取る気にならないのか分からないが、どのような心境なのだろうか。

最後に、弁理士試験の公告も、朝一番に官報で確認できた。特許庁のホームページには朝は出ていなかった。夕方に確認したら出ていた。試験の公告も官報が最初なのですね。

という訳で、40過ぎになって官報で社会勉強をしている私なのでした。

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田中伸次

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