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未就学児はお断り [戯れ言]

地球交響曲という映画がある。様々な人々が地球の営みと自分の生活との関わり方を述べるというものである。
まもなく5歳になる二男は、5番に出演されている石垣昭子さんが、小二の長男は1番に出演されている佐藤初女さんのファンである。
今年の夏、新作である7番が上映開始となった。私は家族全員で見に行きたいと思った。
5歳の二男、3歳の三男も連れてである。
しかし、上映している東京写真美術館は、未就学児はお断りと言う事であった。[もうやだ~(悲しい顔)]
制作元である龍村仁事務所に問い合わせた所、
「映画の内容、また他のお客様への配慮の関係から、不可とさせていただいております。」、「5歳と2歳のお子様は、親御さんの責任において他のお客様へご配慮をいただき、音や、会場の出入りで他のお客様へご迷惑がかからないようにしていただけましたら、写真美術館の上映にて、ご一緒にご鑑賞下さい。」
とのことであった。
結局、時間がとれないことや、上記のようなメールをもらった事を説明して、入れてもらうのも面倒なこともあり、見損ねた。

それで、ふと思った。
映画と言うのは大衆娯楽で、家族みんなで楽しむものでなかったのかと。「ニューシネマパラダイス」という映画があるが、その中で描かれている映画館は、町の皆が映画を楽しんでいた。
地球交響曲は、インタビューがメインなので、未就学児では退屈することもあり得る。しかし、大人の話しを聞くことは、未就学児でもできる。それは、我が家の子供たちが地球交響曲のDVDを大人しく見ていることからも分かる。
しかしながら、子供達が騒げば、他の人は映画に集中できなくなり、迷惑になることは想像できる。
なので、致し方ないのかなとも思う。

しかし、昨日、図書館で入手した落語会のビラを見て、おどろいた。
地元の文化センターで開かれるのだが、未就学時お断りなのである。
がっかりした。落語こそ、子供から大人から楽しめる大衆娯楽ではないのか。
未就学児を持つ親は、どこかに子供を預けないと落語を見れないのである。

では、寄席はどうか。新宿末廣亭、鈴本演芸場、浅草演芸ホールのホームページを見たが、未就学児お断りとは書かれていなかった。でも、いざ入ろうとするとどうなのだろう。
寄席はこれまで数回しか行ってないが、3歳の三男が小学校に入るまでに
試しに行ってみようと思った。

コンサート、演劇などは、私の知る限り、未就学児お断りである。
なので、子供が生まれて以来、妻とデートでコンサートや演劇は行ったことがない。
子供が保育園に行っている平日の昼間は、映画ぐらいしかないである。
また、夜遅くまで来てくれるシッターはあまりいないし、経済的な負担もあるからである。

会場によっては、未就学児と入れる親子室があるらしいが、それはガラス張りの部屋だそうである。
それだと、何か臨場感がないのではと、これも躊躇している。

自分が独身のときには思いもよらなかったが、子持ちと言うのは、娯楽を楽しむ点においても制限があるものだと思う。その分、子育てを楽しまねばと思うのである。

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田中伸次

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